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誰でも割ライトと誰でも割はどちらがお得?

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auの二年更新割引サービスの「誰でも割」に新しいラインナップが登場しています。

かねてより、二年の契約期間を過ぎても更新月以外で解約金がかかるのはおかしいという指摘はありましたが、そうした意見を踏まえてauは、2年単位の継続利用で基本使用料が割引となる誰でも割に、「誰でも割ライト」というプランを追加しました。

誰でも割ライトは、通常の2年更新の2年を過ぎた3年目以降に解約した場合には解約金が一切かからず、しかも割引額もそのままに利用できるという特徴があります。

ということは、「誰でも割」よりも「誰でも割ライト」の方がお得なのでしょうか。

どちらがどう違うのか、どう使いわければいいのか。具体的に詳細を確認してみました。

誰でも割とは

誰でも割は、2007年9月に開始された、かなり長く継続されているauの割引サービスです。

二年継続利用を条件として毎月の料金を割引するサービスで、二年ごとに設定されている更新月以外でauの契約を解約した場合には、9500円(税別)の解約金がかかる仕組みとなっています。

この二年更新のシステムは、auに限らずドコモ・ソフトバンクも導入しており、ケータイ・スマホ業界においてよく、「二年縛り」と呼ばれています。

とはいえ、料金の割引金額を考えると、この誰でも割を適用させずにauの契約を利用するのは現実的ではなく、auを利用していこうと考えるのであれば事実上強制加入が必須のサービスとなっています(もちろん選択は可能)。

 

更新月は、誰でも割に加入した月とその翌月までを1ヶ月目とし、24ヶ月満了後の翌月とその翌々月が更新月となります。

つまり、2016年2月に加入したなら、その翌月3月までを1ヶ月目として、24ヶ月は2018年2月となりここで満了、その翌月と翌々月である2018年3月と4月が解約金がかからない更新月となります。

解約金に関しては、長期利用ユーザーに対してのみ優遇が行われ、au利用11年目以降のユーザー「誰でも割」および「家族割」加入の場合には、通常の解約金が9500円のところが、3000円へと減額されます。

 

誰でも割ライトとは

誰でも割に対して、誰でも割ライトはまだ開始されてからの日が浅い割引サービスです。

 

もともと、「二年間の契約期間を終えたあとも自動更新により解約金がかかり続けるのはおかしい」という指摘に対して用意された割引サービスです。

すなわち、最初の二年間の継続利用により基本使用料を割引し、三年目以降は割引額そのままに、いつ解約しても契約解除料(解約金)がかからなくなる割引システムです。ただし、最初の二年以内の解約・一時休止・誰でも割ライト廃止の場合には誰でも割同様、解除料が9500円かかります。

 

もし、誰でも割ライトの条件がこれだけならば、どう考えても通常の誰でも割を利用している意味はなく、おそらくほとんどすべてのauユーザーが誰でも割ライトに変更すると思います。

二年目以降も解約金がかかるのか、その解約金がなくなるのかで選べと言われれば、当然のことながら解約金はかからない方がいいと思います。

 

しかし、そうは問屋が卸さないわけですね。

誰でも割ライト利用時の基本使用料からの割引金額が、カケホ・スーパーカケホを利用している場合には1200円となります。この点がポイントです。

 

誰でも割と誰でも割ライト比較

誰でも割がカケホ・スーパーカケホを利用の場合に1500円の割引が入るのに対して、誰でも割ライトでは1200円の割引となり、誰でも割利用時よりも誰でも割ライト利用時の方が、月額料金は300円高くなる形となります。

これが、誰でも割と誰でも割ライトの大きな違いであり、この割引差があるために、そう簡単に誰でも割ライトに利用者が流れないのです。

 

もしこの割引金額の差を二年スパンで考えるならば、誰でも割と誰でも割ライトの間には、二年間で7200円分の差が生まれます。二年後の更新月に解約すると考えるならば、誰でも割を利用する方がはるかにお得です。

ただ、二年を超えての利用となると、誰でも割ライトが一時的に有利になるのですが、これはタイミングによります。

つまり、31ヶ月で月額利用料金の差額が9300円になるため、ここが分岐点です。

32ヶ月目には差額が9600円となり、誰でも割利用時の解約金を上回ります。

 

1ヶ月目~24ヶ月目 更新月(25ヶ月目) 更新月(26ヶ月目) 27ヶ月目~31ヶ月目 32ヶ月目以降
誰でも割 解約金:9500円 解約金なし 解約金:9500円
誰でも割ライト 誰でも割との基本料金差額
300円~7200円
差額7500円 差額7800円 誰でも割との基本料金差額
8100円~9300円
誰でも割との基本料金差額
9600円~
お得 誰でも割ライト 誰でも割 誰でも割 誰でも割ライト 誰でも割

 

まとめると上記表のとおりなのですが、誰でも割ライトが有利になるタイミングとしては、1ヶ月目から24ヶ月目の間に解約をした場合、もしくは、27ヶ月以上31ヶ月以内で解約した場合に限られます。

それ以降は完全に長期で利用すればするほど誰でも割の方が有利となります。

となると、誰でも割ライトを利用するケースは、現実問題として最初から近い将来の解約を前提としている場合に限られてくるため、利用シーン自体はかなり限定的になるのではないかと思われます。

 

auとドコモの「三年目以降解約金なしプラン」の違い

ドコモが設定した三年目以降解約金無料プランとしては、カケホーダイプランで適用される「フリーコース」があります。

auの誰でも割との大きな違いとしては、まずはプランを選択するタイミングが違います。

auの場合、契約時の段階で「誰でも割」にするのか「誰でも割ライト」にするのかを選択する必要がありますが、ドコモの場合は契約後最初の二年を経過した、更新のタイミングで従来の「ずっとドコモ割コース」にするのか、「フリーコース」にするのかを選択します。

そして、仮にフリーコースを選択した場合には、それ以降解約金は一切かからない状態で、なおかつ毎月の料金はずっとドコモ割を選択した場合と全く変わらずに利用することができます。

auの場合には誰でも割ライトを選択することによって基本使用料に300円の差が出ることを考えると、ドコモの方が有利になっているとも言えます。

 

ただし、視点を変えるとauの方が有利な部分もあります。

その一つが、auの場合には誰でも割ライトに加入していたとしても、au STARロイヤルのポイント還元が適用されるという点です。

※「au STARロイヤル・au STARパスポート・au STARギフトの詳細内容まとめ

 

月額利用料金とauの利用年数によっては、月300円の価格差をポイント還元額が上回る可能性があるため、長期利用をしている場合には逆にドコモよりも有利に働くケースもあります。

 

更新月の考え方はドコモと同じ・ソフトバンクとは違う

誰でも割、誰でも割ライトともに、更新月の考え方は契約月の翌月までを1ヶ月目としてカウントします。

この考え方はドコモの場合とは共通しています。ドコモの場合は、契約月の翌月を1ヶ月目としてカウントします。表現の違いはあれ、同じことですね。

 

ただし、ドコモの場合は一点、特殊な考え方があり、毎月1日に契約した場合に関してのみ、その当月を1ヶ月目としてカウントする、というルールがあります。

何がどうしてそういうことになるのか不明ですが、ドコモが定めたルールなので仕方ありません。auと同じ感覚でとらえていると更新月を捉え違いしてしまうため注意しましょう。

ソフトバンクに関しては、更新月に関しては少し複雑なので、ショップやサポートセンターに問い合わせた方が間違いないものと思われます。

 

勘違いしやすい機種購入から二年と更新月

誰でも割・誰でも割ライトの更新月に関して、よく勘違いしてしまう内容として、「機種購入から二年」ではない、という点が挙げられます。

最近は機種購入時に二年の割賦で購入するケースが非常に多いため、ついつい割賦終了のタイミング=更新月と思ってしまうわけです。

もちろん、新規契約時からカウントするのであれば割賦終了=誰でも割更新月となるケースはあるものの、多くの昔からauを利用しているユーザーに関しては、この二つのタイミングはズレていることがほとんどではないかと思われます。

そのため、もし誰でも割・誰でも割ライトを利用していて解約を検討するのであれば、割賦の終了時期と同じではない可能性もあるということを覚えておいて、直近でしっかり確認しておくようにしましょう。

 

誰でも割か、誰でも割ライトかまとめ

結局、誰でも割と誰でも割ライトであればどちらを選んだ方がいいのか、と言われたならば、これは素直に通常の誰でも割にしておくことをお勧めします

上記で解説した通り、誰でも割ライトの場合、誰でも割よりも優位に立てる期間が非常に短く、どうなっているのか想像もできない二年後の自分の行動に対してある程度の縛りを設ける必要が出てくるわけです。

であれば、ある程度縛りが発生しても、長く利用すればするほど有利になる誰でも割の方がお得と判断できます。

実際のところ、ドコモで開始されたフリープランもほとんど利用されていないようで、もはや外部からの圧力に対する暫定的なプランとしての役割は果たしたものの、誰でも割ライトに対してそれほどの利用者増は見込んでいないのかもしれません。

 

 

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