2017年6月8日より、UQモバイルにてUQあんしんパックというサービスが新たに開始されました。
これまでも提供されていたUQあんしんサポートに加えて、新しく開始される「クラウドバックアップ」、「UQ SNSセキュリティ」の二つを加えてパッケージングしたサービスとなっています。
それぞれ具体的にどういうサービスなのか、確認していきたいと思います。
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UQあんしんパックの詳細内容とは
UQモバイルにて新しくUQあんしんパックの提供が開始されるにあたって、その中にパッケージされている「クラウドバックアップ」と「UQ SNSセキュリティ」が新しく開始されます。
それぞれ今までUQモバイルには存在していなかったサービスなので、この2つのサービスの提供開始によって、より安心してUQモバイルが利用できるようになります。
UQあんしんサポートについては、別記事「UQあんしんサポートとは」にて詳しく解説しています。
これら3つのサービスを同時にパックとして利用できるのが、UQあんしんパックです。
UQあんしんサポート | クラウドバックアップ | UQ SNSセキュリティ |
350円 | 300円 | 350円 |
それぞれ、月額料金が300~350円するため、単独で3つのサービスを利用しようとするとちょうど1000円かかるところを、UQあんしんパックでは月額500円で提供してくれます。実に半額になるわけですね。
これは非常にお得です。1サービスあたり、約166円で利用できる計算です。
UQモバイルのクラウドバックアップ
UQモバイルのクラウドバックアップは、2017年6月8日より提供開始された新しいサービスです。
「by AOS Cloud」とある通り、元々存在しているUQモバイルとは別のクラウドサービスとの協業サービスとなっており、AOS Cloud単独で申し込みをすると月額500円かかりますので、そういう意味でもお得といえます。
電話帳・写真・動画・カレンダー・音楽等を、自動バックアップし、いつでもデータ復元が可能であり、他キャリアから乗り換え時のデータ移行に加えて、スマホが故障したり、急に保存データが消えた場合も、クラウドから復元が可能となっています。
設定は、iPhone利用時とAndroidスマートフォン利用時でそれぞれ違いがありますが、UQモバイル公式サイトにてマニュアルが用意されていますので、それに沿って簡単に実施することができます。
UQモバイルのSNSセキュリティ
UQ SNSセキュリティは、クラウドバックアップ同様、UQモバイルが外部サービスと提携して提供するサービスとなっています。
「by My Permissions」とありますが、単独でSmart Checkerというセキュリティサービスを展開しています。
WEBサービス・アプリの個人情報のアクセスを検知、アラートするセキュリティサービスで、各サービス・アプリの個人情報アクセスを把握することで、情報漏えい・アカウント乗っ取りなどのトラブルを未然に防ぐことができます。
大元のSmart Checkerも、基本的にまったく同じ内容でサービス展開しており、意図しない個人情報へアクセスするサービス・アプリをその場で遮断することができます。
Smart Checker単独でも月額350円なので、UQモバイル版と価格は同じですが、UQあんしんパックを利用すればお得に利用することが可能となります。
クラウドバックアップ同様、iPhoneの場合とAndroidの場合でそれぞれマニュアルが用意されています。
UQあんしんパックは大手が大好きパッケージングサービス
大手キャリアを代表して、ここではドコモを例として挙げます。
ドコモでは、古くはオプションパックに始まり、現在主要なサービスとして展開中のあんしんパック、おすすめパック、dヘルスケアパックなど、パッケージングサービスの雨あられです。
仕組みはUQモバイルのUQあんしんパックとまったく同じで、それぞれ単独で申し込みをすると高めの設定になるけれど、パックにしてみればかなりお得に利用できる、というものです。
ただこうしたパッケージサービスの問題点としては、それぞれのサービスが本当に必要なのかどうか、という点にかかっています。
どちらにしても利用するサービスがパックになって安くなるのであれば、これはユーザーにとって大きなメリットがあります。
逆に、なければなくていい、むしろ必要ないようなサービスがパックになって無理やりついてくるようなイメージであれば、これはパックにする意味がまるでありません。むしろ分解して単独で必要な分だけ申し込みすればいい話なのです。
UQあんしんパックに関しても同じことで、そもそもUQあんしんサポートが必要なのか、追加で今までなかったクラウドバックアップが必要になるのか、SNSセキュリティはなければならないのかをしっかり判断した上で利用するようにしたいところです。