毎月auの利用分やau WALLET ゴールドカードの利用などに対してau WALLETポイントが貯まっていきますが、その貯まったポイントをどう利用したらいいか、悩んでしまうことはないでしょうか。
元々は、auスマホの機種変更の際などに利用するというケースが一般的だと思いますが、中にはそう頻繁に買い替えはしないという人もいるでしょうし、結局使わないまま長くポイントを貯めたままにしている人も少なくないと思われます。
貯めたままにしておいても問題はないのですが、WALLETポイントには付与から4年間という有効期限もありますので、失効してしまわない程度には使っていく必要があります。
そんな、ポイントの利用方法に悩んでしまうような場合にお勧めなのが、au料金にau WALLETポイントを充当する方法です。
単純に毎月のau 料金がポイントを充てることで安くなるのであれば非常に助かりますよね。
意外に知られていないau WALLETポイントのau 料金への充当方法を解説していきます。
目次
au 料金へのWALLETポイント充当には3つのコースがある
au料金へWALLETポイントを充当する場合、3000/6000/12000ポイントの3つのコースが用意されています。
逆に言えば、最低3000ポイントを所有していなければ、au料金への充当はできません。
それぞれ6ヶ月かけて、毎月のau利用料金からポイント分の金額が割引される形となります。
以下の通りです。
3000ポイントコースで月々500円割引き
6000ポイントコースで月々1000円割引き
12000ポイントコースで月々2000円の割引き
いずれのコースも、申し込み時にそれぞれのポイント数を消費し、申し込み翌月から6ヶ月間、月々500円/1000円/2000円がコースごとに利用料金から割引される形となります。
注意点としては、実際にau WALLETクレジットカード/au WALLETゴールドカードを所有している人のau携帯電話回線のみ、ポイント充当を利用することができます。
つまり、そもそもau WALLETクレジットカード/au WALLETゴールドカードのいずれも持っていない、という場合にはau 料金へのWALLETポイント充当は実施できません。au WALLETクレジットカード/au WALLETゴールドカードの契約ありき、です。
まだ利用していないという場合には、早めに申し込みを検討しましょう。
WALLETポイントは、指定された回線の、毎月の総請求額(各種割引適用後の料金)に充当される形となります。一括請求やKDDIまとめて請求を利用している場合でも、申し込みしたau契約分の請求額のみが充当対象となります。
また、一部充当対象外の料金がありますので、その分については割引されずそのまま請求が来る形となります。充当対象外料金は以下の通りです。
・紙請求書発行手数料
・窓口支払手数料
・EZ有料情報サービス
・まとめてau支払い
ここで注意したい点としては、auのWALLETポイント料金充当について、充当額が総請求額を超えた場合、超過分を翌月以降の請求に繰り越したり、ポイントを返却してくれたりすることはありません。切り捨て、ということです。
そのため、充当額が総請求額を上回ることがないよう、確認しておく必要があります。充当申し込み後のキャンセルはできないので、要注意です。
あまりないとは思いますが、例えば充当期間中にau携帯電話を解約した場合、また充当対象金額が発生しない場合、どちらの場合もポイントの返却は行われません。ただし解約後、支払い料金が残っている場合には、料金充当は継続します。
au料金へのWALLETポイント充当方法
実際にWALLETポイントをauの料金に充当する方法を確認しておきます。まずは以下の公式サイトにアクセスをします。
au IDとパスワードでログインしましょう。→「au IDとパスワードがわからない場合の対処方法」
すると以下のようなサイトが表示されますので、あとは希望のコースを選ぶのみです。
非常に簡単ですね。スマホ・タブレット・iPhone・iPad・パソコンから手続きが可能です。
WALLETポイントのau料金への充当のメリット・デメリット
WALLETポイントをauの料金に充当するメリットとしては、何といっても人によっては他に利用用途があまりないポイントをそのまま失効させてしまうことなく、毎月の料金に振り分けることでauをより安く利用することができるという点が挙げられます。
最も大きなポイントを利用する12000ポイントコースでは、毎月2000円が6ヶ月の間割引されるため、月額料金としてはかなり安くなると考えられます。
利用状況や料金プランによっては、ほとんど月額料金がかからなくなるケースもあり得ます。
機種変更のためにポイントを残しておきたいとか、その他の用途でポイントは使いたい、という気持ちがなければ、積極的にau料金に充当していきたいところです。
逆にau料金にWALLETポイントを充当するにあたってのデメリット、というか注意点、という方が正しいですが、最低利用ポイントが3000ポイントと設定されているので、なかなかポイントが貯まらないといつまでも充当できないということがあります。
また、充当しても一気に割引してもらえるわけではなく、必ず「6ヶ月」かけて充当されるという点もやや不便な点です。
そのため、例えばauを解約する直前にWALLETポイントが余っているからといって料金充当しようとしても、結局半年は待たないと意味がなくなってしまいます。
さらに、前述したとおり充当額が総請求額を超えてしまった場合に、繰り越されることなく完全に充当分が切り捨てられてしまうのも注意点といえます。
dポイントのドコモ料金充当と比較するとauは使い勝手が悪い
そうしたau料金へのWALLETポイント充当におけるネガティブな点を把握した上で他社を見てみます。
業界最大手のNTTドコモにおけるdポイントのドコモ料金への充当は、1ポイントから実施することができ、なおかつ充当額が総請求額を超えてもなお、翌月へと繰り越しして充当されるため、無駄がありません。
さらにauのように6ヶ月、という充当期間が設定されているわけではないので、一括して翌月分に充当されます。それでも割引しきれなかった場合には繰り越しです。
一括請求時に、自回線の利用分にしか充当されない、という点はauもドコモも全く同じです。
以上の点を踏まえながら、auの料金へのWALLETポイント充当も、もう少し柔軟にしてもらえたら、というところです。今後の改善を期待しましょう。
au料金へのWALLETポイント充当のためにau WALLETゴールドカードを作っておきたい
そもそもau料金へのWALLETポイント充当を実施するためには、au WALLETクレジットカード/au WALLET ゴールドカードを所有していることが大前提です。
数々の特典が目白押しのau WALLET ゴールドカードは非常にお得です。年会費がかかることを差し引いてもなお、大きなメリットを受けることができます。
まだau WALLET ゴールドカードを持っていない、という人は、すぐに検討してみましょう。
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