iPhone Xsが発売され、10月はiPhone Xrの発売が待たれるところです。
そんな中、Androidスマートフォンの最新機種2018年秋冬モデルが発表されました。
そもそも新型iPhoneを検討している人は、Androidスマートフォンなど眼中にないかもしれませんが、逆に2018年夏モデルを何らかの理由で見送った人たちは、今回の冬春モデルが非常に気なるところだと思います。
全機種一つずつ、みていきたいと思います。
目次
au2018年冬モデル全機種一覧
au 2018年秋冬モデルを一覧で紹介します。
機種名 | 型式 | 発売時期 |
Xperia XZ3 | SOV39 | 11月上旬以降 |
Galaxy note9 | SCV40 | 10月下旬以降 |
AQUOS sense2 | SHV43 | 11月上旬以降 |
LG it | LGV36 | 11月上旬以降 |
価格等は未定ですが、スペック等から判断するに、XperiaとGalaxyはハイスペックモデル、AQUOSとLGは低価格モデルと思われます。
SHARPから事前に発表されていたAQUOS zeroの姿がありませんでした。もしかするとドコモ・ソフトバンクのいずれかからのみの発売となるのかもしれません。
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Xperia XZ3 SOV39
言わずと知れたSONY Xperiaシリーズのフラッグシップモデル最新機種です。海外で発表された段階から、auでの発売も今回も有力視されていたので、改めて驚きはありません。
外観はXperia XZ2の路線を踏襲しながらさらに洗練されたデザインとなり、ディスプレイにXperiaとして初の有機ELが採用されています。
ディスプレイサイズとしてはXperia XZ2よりも大きくなっていますが、横のサイズはほとんど変わらず緩やかなアーチ形状を持ったことで持ちやすさが向上しています。
感覚は実際に持ってみないとわかりませんので、確認でき次第お伝えします。
スペック的には電池容量やメモリが向上しているため、Xperia XZ2かXperia XZ3かと言われれば、性能だけで判断するなら当然Xperia XZ3を選びたいところです。
後は価格がどうなるかが気になるところですね。
発売日はもう少し先、11月の予定です。
Galaxy note9 SCV40
Galaxy noteシリーズは、発売されることもあれば見送られることもあるので、今回はどうだろうかと思っていましたが、auでは採用となりました。
既に夏モデルでGalaxy S9/Galaxy S9+が発売されているので、その辺りとの兼ね合いを考えながら選ぶ形となります。
何より特徴的なのはSペンの存在ですが、こちらは今回もさらにパワーアップして付属しています。
ディスプレイサイズは約6.4インチで、Galaxy S9+の6.2インチよりもさらに大きくなっています。全体のサイズもわずかではありますが、大きいです。
電池容量も大容量400mAhとなり、RAMは6GB、ROMは128GBです。
カメラもGalaxyのカメラ性能の良さは折り紙付きなので、大いに期待していいと思います。
この秋冬、iPhone XS Max対抗の注目の1台と言えるでしょう。
ただ気になるのはやはり、価格面です。かなりの高価格帯商品になることが予想されますので、やや人を選ぶかもしれません。
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AQUOS sense2 SHV43
SHARPの人気格安モデル・AQUOS senseの最新版です。前出のXperiaとGalaxyとは完全に一線を画し、価格帯重視のユーザー向けの機種となっています。
スペック的には前2機種とは比べ物になりませんが、それでいて安定して利用でき、コストパフォーマンスの非常に高い注目機種とも言えます。
より安く、より良いものを、という路線で機種購入を検討している人は注目ではないでしょうか。
今回もテレビ機能には対応していませんが、防水防塵には対応しています。
もう一機種、LG itが防水防塵に対応していないので、どちらかを購入するなら、AQUOS sense2を優先して選びたいところかもしれません。
LG it LGV36
学習アプリ「auかんたんガイド」を搭載しており、はじめてスマートフォンを利用する人でも安心して使えるところがアピールポイントになっている、LG it。
全体のスペックは高いとは言えませんが最低限のレベルはしっかり超えてきているため、価格が安ければお買い得機種にはなると考えられます。
また、最近の機種としては非常に珍しい、交換可能な電池パックを搭載しているため、予備電池を購入してもっておけば、緊急で電池が足りない時でも便利です。
ただ、防水防塵・テレビ・おサイフケータイに非対応なため、その辺りにこだわりがある人は選択しにくく、もし価格帯がAQUOS sense2と近かった場合、どうしてもAQUOS sense2の方を選びたくなるかもしれません。
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2018年秋冬モデルの傾向
以上4機種が、auの2018年秋冬モデルとして発売されます。
昨年の秋冬モデルと比較した場合の傾向として、やはり予想通りだったのがXperia、Galaxy note、AQUOS senseの後継機種ですが、全体として機種数自体はかなり絞られた印象です。
iPhone XS、iPhone XS Max、そしてiPhone XRがあることから、Android端末はより最低限に、ということでしょうか。
au 2017年冬モデルを振り返る
auの2017年秋から冬にかけて発売された冬モデルスマートフォンは、合計で5機種です。
10月26日にGalaxy note8 SCV37、11月2日にAQUOS sense SHV40、11月10日にXperia XZ1 SOV36が先行して発売され、その後、12月22日にAQUOS R Compact SHV41、isai V30+ LGV35が同時に発売されました。
ハイスペックモデルとしてソニーのXperia XZ2、Galaxy note8、isai V30+、エントリーモデルとしてAQUOS sense、小型端末としてAQUOS R Compactと、バランスのいいラインナップが発売されました。
発売日 | 機種名 | 型式 |
2017年10月26日 | Galaxy note8 | SCV37 |
2017年11月2日 | AQUOS sense | SHV40 |
2017年11月10日 | Xperia XZ1 | SOV36 |
2017年12月22日 | AQUOS R Compact | SHV41 |
2017年12月22日 | isai V30+ | LGV35 |
Galaxy noteとisaiは、やはり利用ユーザーが少し限定されるため、人気を集めたのはやはり定番商品としてXperia XZ1、そして購入しやすい価格帯のAQUOSシリーズでした。
2018年に発売されると考えられる秋・冬モデルのちょうど一年前のラインナップなので、大いに参考になりました。
基本は近いラインナップの機種が発売される可能性が高いと考えられていましたが、概ねその通りでしたね。
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au 2018年春モデルを振り返る
2018年初頭、さらに春モデルとしてauから3機種が追加発売されました。
1月19日発売のBASIO 3(ベイシオスリー)、1月26日にはHUAWEI nova2 HWV31、2月23日にQua phone QZです。
発売日 | 機種名 | 型式 |
2018年1月19日 | BASIO 3 | ― |
2018年1月26日 | HUAWEI nova2 | HWV31 |
2018年2月23日 | Qua phone QZ | ― |
auをずっと利用している人以外が見ると、見慣れないラインナップだと思います。
BASIO(ベイシオ)は、ドコモで言うところのらくらくスマートフォン、ソフトバンクで言うところのシンプルスマホです。機種名からシニア向け、ということがわかりにくいですが、「auにはシニア向けの簡単なスマホがない!」と思っていた方は、BASIOがそうであると覚えておきましょう。
HUAWEI nova2とQua phone QZはどちらもエントリーモデルでコストを重視するユーザー向けの機種です。また、はじめてスマートフォンを利用するスマホデビューユーザーに対しても訴求しやすい価格設定となっているのが特徴です。
おそらくは春の学割対象ユーザーを利用ユーザーとして想定しながら発売されたものと思われます。
HUAWEIは中国の人気メーカー、BASIOとQua phone QZはどちらも京セラが製造しています。
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2018年夏モデルを振り返る
基本的に一年間の販売スケジュールを確認してみると、その後どういう機種がどのタイミングで発売されるのかは想像が付きます。
ということで、とりあえずまだまだ発売されたばかりですが、最新の2018年夏モデルについてもまとめておきます。これを元に、2019年の夏モデルも予想しましょう。
発売日 | 機種名 | 型式 |
2018年5月18日 | Galaxy S9 | SCV38 |
2018年5月18日 | Galaxy S9+ | SCV39 |
2018年5月31日 | Xperia XZ2 | SOV37 |
2018年6月8日 | AQUOS R2 | SHV42 |
2018年6月15日 | HUAWEI P20 lite | HWV32 |
2018年8月10日 | Xperia XZ2 Premium | SOV38 |
こうして、直近一年間の発売スケジュールを確認していくと、2019年の夏に出そうな機種もなんとなく見えてきますね。
2018年冬モデルでの発売が期待された機種と結果
SONYのXperiaについてのみ、冬、夏と続けて発売されていた点に注目していました。
販売数で2017年、SHARPに後塵を拝するなど、以前と比べて1強のイメージではなくなりつつあるXperiaですが、やはり現状、Android最大の人気機種として、2018年冬モデルにはXperia XZ3が登場する可能性は高いと考えていましたが、この点は予想通りでした。
SamsungのGalaxyも冬と夏で両方発売されているものの、冬はNoteシリーズ、夏は通常のフラッグシップモデルということで、そもそもコンセプトが異なります。同じ流れでGalaxy note9の発売は、期待してもいいと思っていましたが、やはり発売されました。
AQUOSは、夏にフラッグシップモデルAQUOS R2が発売されているため、冬発売されるとしたらAQUOS senseの後継機種、もしくはCompactの後継機種はほぼ確実だと思っていましたが、AQUOS sense2が登場しました。
一方で、ハイエンドのAQUOS zeroは今回見送られてしまいました。これは残念でしたね。
その他、一応auブランドとして発売されている、Qua phoneについては、あるいは一年ぶりに発売されるかとも思いましたが、今回は登場しませんでした。春頃に出てくる可能性はまだあるかもしれません。
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狙い目はAQUOSの良コスパ機種か
Xperiaについては、XZ2においてデザイン等、大幅変更してきたこともあり、XZ3を見るまで狙うべきかどうかは微妙なところです。あるいは大量に売れ残ったXperia XZ2が格安で販売される、という展開は十分あり得そうなので、むしろ新機種よりも現行夏モデルの値崩れを待つ方法もありかもしれません。
一方で、コストパフォーマンスに優れながら、性能も高い水準を維持しているAQUOS senseシリーズの新機種であるAQUOS sense2には期待ができそうです。
2017年はドコモにおいてかなりの台数が販売されたらしいということもありますが、価格帯そのままにさらに性能が向上されれば、これは大きな狙い目機種になりそうです。
auピタットプランと併用しながら、最安値で利用していきたいところですね。
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