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シェアパックとデータギフトはどちらが便利なのか

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スマートフォン/iPhoneがケータイ業界の中心に変わってきてから、毎月高速通信(LTE)で利用することができるデータ容量が、一気に注目を集め始めました。

光ファイバーを利用した固定回線がデータ容量完全使い放題なのに対して、携帯各社が提供するLTE回線は、無制限使い放題というプランは基本的には提供しておらず、仮に提供していたとしても通信速度が遅かったり三日間の利用状況によって制限がかけられたりと、条件付き使い放題という形がほとんどです。

スマホの場合、特定の回線による極端な大容量利用があると、どうしても他の回線に大きな影響が出てしまうため、三日間の利用状況による制限などは存在しているわけです。

また、通信容量をたくさん利用すればするほど料金も高くなる仕組みとなっており、計画的にデータ容量を使っていくことがユーザー側に求められているのです。

だからこそ、事前に決めたデータ容量がもし余ってしまった場合には、どうにかしてその分を有効活用したい、とユーザーとしては考えてしまいます。

そこで登場するのが、「余ったデータ容量を分け合うサービス」です。

auでいえばデータギフト、ドコモではシェアパックというサービスがそれにあたります。

それぞれどういう違いがあるのか、確認していきます。

 

関連記事:「auデータギフトとデータプレゼントの違い

データギフトとシェアパックの違い

auのデータギフトとドコモのシェアパックは、そもそもその構造から異なります。

データギフトは個別の料金体系はそのままに、純粋にデータ容量だけを家族に贈ることができるサービスなのに対して、ドコモのシェアパックは、データ容量を分け合うだけでなく、そのデータ容量にかかる料金をも分け合う形となります。

料金請求自体も、auのデータギフトは一括請求かKDDIまとめて請求に加入していることが必要なのに対して、ドコモのシェアパックは個別請求でもシェアパックを組むことができます。

共通している内容としては、「家族でデータを分け合うことができる」という点のみで、それ以外はまったく別のサービスと考えてもいいでしょう。

そもそもの仕組みが両サービスでは異なりますのでそれぞれの詳細内容と違いをしっかり理解しておく必要があります。

 

データギフト シェアパック
データ容量分け合い 可能 可能(ギフト)
支払い請求 家族で一括 一括/分割可能
料金 個別プランに従う シェアパック料金
(代表+子番号)
個別請求・分割請求から
選択可能
分け合い方法 余った容量を0.5GB単位で贈る 決められた容量を全体で分け合う
容量追加 単独でデータチャージ 全体でスピードモードか
1GB追加オプション
速度制限 元々が個別プランなので
特定回線に制限がかかっても
他回線に影響を与えることはない
特定の回線が利用しすぎて
速度制限がかかると他の回線も
制限がかかる

 

データギフトのメリット

上記表で比較をすると非常にわかりやすいですが、auのデータギフトのメリットとしては、余ったデータ量を足りない家族に贈ることによって、全体の利用効率を負担なく上げることができるという点が何より大きいといえます。

あくまで余った分を贈って分け合う形となるため、足りない時に誰かに強制的に自分の容量を取られてしまうということはなく、基本となる自分自身のデータ容量は確実に守られているという点が特徴となります。

一方で、ドコモのシェアパックの場合は、その点が大きく異なり、全体のデータ容量がはじめから定められており、その容量を全員でシェアしながら利用していくため、家族の誰か一人が極端に大きな容量を利用してしまうと、ほかの家族はまったく利用していないにも関わらず全体としての速度制限がかかってしまうということが起こりうるわけです。

料金を一括でまとめてしまう必要があるため、あくまで同一世帯での利用が前提となってくると思われます。

 

シェアパックのメリット

一方でドコモのシェアパックのメリットとしては、データギフトのように、毎回余ったデータを誰かに贈る手続きをする必要がない、という点が挙げられます。

はじめから全体で容量が定められているため、特別な操作の必要もなく、使いたい人が使えばいいので、自由度が高いといえます。

料金も、家族でありながらそれぞれに分けることもできますし、代表回線が大きなシェアパック料金を支払い、子回線は格安の料金で利用するということも可能となります。

 

データギフトとシェアパックはどちらがおすすめなのか

データギフトとシェアパックには、それぞれに長所短所があるため、一概にどちらの方がお勧めとは判断しにくい部分があります。

家族全体の利用状況によって、データギフトの方がお得になることもあれば、シェアパックの方が有利に働くこともあります。

 

それぞれ注目しておきたいポイントとしては、速度制限にかかわる部分です。

ドコモのシェアパックの場合は、誰かが使いすぎれば、全体で速度制限がかかってしまうという問題点を抱えています。

そのため、家族の誰かひとりが圧倒的な利用量がある場合、シェアパックのバランスが崩れてしまうため、最悪1回線だけ単独にしてしまった方がいい、というケースが出てきてしまいます。

auのデータギフトでは、仮に家族の誰かがデータ容量を使いすぎて速度制限がかかったとしても、他の家族に影響を与えることはありません。

そのため、シェアパックのような家族への悪影響という事態は避けられるものの、容量が足りない場合に家族の誰かに余った容量を贈ってもらいたくても、相手がその手続きをしてくれなければいつまで経ってもデータ容量をもらえない、という弱点があります。

容量をもらいたい側からすれば、ヤキモキするかもしれませんね。

 

つまり、家族の中でたくさん容量を使う人を中心に考えられているドコモのシェアパックに対して、家族の中であまり容量を使わない人目線で考えられているのがauのデータギフトである、と言えます。

 

それぞれの違いをしっかり理解して、うまく活用していくようにしましょう。

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