今年はドコモより数日遅れて、と言っても前年よりはかなり早いのですが、新しいauの学割が発表されました。
昨年はau ピタット学割とフラット学割が提供されたauですが、今年の学割の種類と名称は「au ゼロ学割/au フラット学割5/au フラット学割20・30/NETFLIXプラン学割」です。
種類が多すぎて、一体どの学割がどういう学割でどういうお得があるのか、正直非常にわかりにくいです。
そこで今回も、新しいauの学割について、詳細解説をしていきたいと思います。
提供開始は例年より早く、ドコモと同じ2018年12月1日、2019年5月31日までです。
では、確認していきます。
目次
auの2018-2019年学割の総覧
2018年12月1日~2019年5月31日まで実施されるauの学割は、種類が非常に豊富です。ざっと、以下の5パターンです。
「au ゼロ学割/au フラット学割5/au フラット学割20/au フラット学割30/NETFLIXプラン学割」
それぞれのイメージとしては、「auゼロ学割」「フラット学割20」「フラット学割30」「Netflixプラン学割」については、25歳以下でauの新規契約、または機種変更を実施したユーザーおよび、その家族が新規契約をした場合が対象となります。
「au フラット学割5」は、25歳以下でauの新規契約、または機種変更を実施し、「au フラットプラン5(学生専用)」を選択した場合に適用されます。こちらは25歳以下の本人のみ申し込み可能です。
割引内容については、auゼロ学割が1,980円を3ヶ月、その他の学割が2,020円を3ヶ月割り引きます。
こうしてまとめると、意外に複雑ではなく、シンプルな内容かもしれませんね。
それなのに、何故公式ページで見ると非常にわかりにくいのか、というと、auピタットプラン/auフラットプラン/NETFLIXプランおよびスマートバリュー、スマホ応援割などと完全に混ぜて案内されてしまっているせいです。
すべて割引を詰め込んだ上であっても、月々0円から、と言えば、それは見栄えもいいですからね。
この基本的な内容に加えて、例年同様家族にも学割が適用されます。
その場合、学割を適用させている回線と家族割を組み、新規契約と同時に「auピタットプラン/auフラットプラン」を利用していることが条件です。
家族の学割では、「auフラット学割5」だけは利用できませんが、それ以外の学割は利用可能です。
学割を組みつつ、他社家族をauにまとめてしまいたい、というケースで活用できます。
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au ゼロ学割の最安値イメージ
au ゼロ学割を適用させた場合の最安値イメージは、その名の通り「0円」となります。
ですが、au ゼロ学割の割引額は、先に述べた通り月額1,980円を3ヶ月です。
そのため、最安値である「0円」を達成するためには、各種条件をクリアする必要があります。その条件とは、以下の通りです。
・auピタットプラン(スーパーカケホ)(月1GB未満で抑えた場合)
・2年契約
・auスマートバリュー
・スマホ応援割
・au ゼロ学割
条件をクリアするのがやや難しい項目を上げるとすると、「auスマートバリュー」、そして、月1GB未満に抑える、という点くらいですね。
それ以外は、特に問題なくクリアできると思います。
特に学割を適用させるような年齢の方が、1GB未満で抑えることが本当にできるのか、という点が重要です。Wi-Fiを最大限活用するしかありませんね。ついつい容量を多く利用すれば、0円どころか3,500円以上まで料金は跳ね上がります。
ややこしいのは、ではauピタットプラン(シンプル)やauピタットプラン(カケホ)だったら?という点ですが、要は、元々そうした各種プランで発生する金額から、月額1,980円を割り引けば、それがauゼロ学割を適用させた場合の答えです。
しかしいずれにしても、その割引はあくまで3ヶ月のみで、それが終了したら、通常のauピタットプランに戻ります。短期集中型の学割、と言えます。
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au フラット学割5の最安値イメージ/今回最大の注目プラン
auゼロ学割が抱える、「容量を抑えることができるのか」という問題をクリアしてくれるプランが、「au フラット学割5」です。
何が便利なのかというと、本来auフラットプランには、20GBと30GBプランしか存在していないのですが、学生限定で、「au フラットプラン5」が用意されている、という点が大きいのです。
最安値として提示されている月々980円の条件を満たす場合は、以下の条件が必要です。
・auフラットプラン5(学割専用・シンプル)
・2年契約
・auスマートバリュー
・スマホ応援割
・フラット学割5
auゼロ学割の最安値イメージの場合とほとんど同じですが、違う点としては、スーパーカケホではなくシンプルになっている点くらいですね。
なぜゼロ学割ではスーパーカケホが最安値なのに、フラット学割5ではシンプルが最安値になるのかというと、スマホ応援割の適用条件が、ピタットプランの場合にはシンプルが含まれていないためです。
ちなみに、選択肢として、auフラットプラン5は、他にスーパーカケホ、カケホも選択可能です。当然料金は上がりますが、使い勝手はよくなります。シンプルを選ばないと学割が適用されないというわけではありません。
このauフラットプラン5の非常に大きなメリットとしては、学生なら5GBくらい使うんじゃないか、という予測が立てて利用しやすいところです。
そして、もし毎月5GBを利用すると仮定するのであれば、au ゼロ学割を適用させてピタットプランを利用するよりも、フラット学割5を利用した方が安くなるのです。
au ゼロ学割適用時・スーパーカケホなら、3GBから5GB時点で、2,500円です。5GBを超過したら最大料金の3,500円です。
一方で、au フラット学割5のスーパーカケホなら、5GB固定で1,480円です。
完全に、フラット学割5が有利です。
ゼロ学割の1GB未満は、少し現実的ではありません。
さらに、もし3GB以上利用するなら、もう一つ検討すべきプランがあります。それは、au フラット学割20です。
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au フラット学割20/30/NETFLIXプラン学割
au フラット学割20は、20GBという大容量を利用できるプランではあるのですが、実は、auゼロ学割を適用させようと考えてピタットプランを利用する際に、万が一3GBを超過してしまうのであれば、前述のフラットプラン5、またはこちらのフラット学割20を選んだ方がいいのです。
料金を比較すれば、それはすぐに理解できると思います。
ピタットプランのスーパーカケホでゼロ学割を利用した場合、3GB超で2,500円になると上で書きました。では、フラット学割20の場合はどうなるかというと、20GB定額利用で、月額2,480円です。
驚きですね。3GB~5GBと20GBなのに、20GB定額の方が安くなるんです。
これを踏まえて、3GB以上利用が確定なら、学生本人ならフラット学割5にするか、フラット学割20にするかを利用するであろう容量によって選択し、家族ならフラット学割5が使えないので、フラッ学割20を選択する形がお勧めです。
それ以上の容量、フラット学割30については、よほどの利用がない限りはお勧めできません。基本はWi-Fiを利用して節約しましょう。
NETFLIXプラン学割については、動画をそんなに利用するかどうかで決めましょう。
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auの学割2019まとめ
学割の内容自体は、わかってしまえば非常にシンプルなのですが、auの表現の仕方がややこしいので、わかりにくくなっているだけ、という感じの印象です。
どちらかというと今回は、学割というよりも、学割用に新設されている「auフラットプラン5」の重要度が高いように感じました。
せっかく登場した中間プランなので、ここはうまく活用していきたいところです。