各種クレジットカードには、その多くに「家族カード」が存在しており、本会員とほぼ近い内容でクレジットカードを利用することができるのですが、au WALLET ゴールドカード/au WALLET クレジットカードにも家族カードが存在しています。
例えば夫婦で別々にau WALLET ゴールドカードを所有するとどうしても年会費がかかってしまいますが、家族カードであれば1枚目は年会費無料、2枚目以降は2000円(税別)/枚、最大9枚まで申込みすることが可能です。
家族カードを上手く活用していけば、カード全体としての利用額が増え、結果的に年間利用ボーナスポイントを最大限もらうことができる可能性が高まります。
そんなau WALLET ゴールドカードにおける家族カードの活用方法を検証していきます。
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目次
au WALLETゴールドカードにおける家族カードのメリット
au WALLET ゴールドカードにおける家族カードのメリットとしては、家族会員も本会員同様、空港ラウンジサービスや、一流ホテル・旅館のみを厳選した宿泊予約サービス「Relux」の利用が可能になる、という点が挙げられます。
空港ラウンジ無料利用サービスでは、国内28の主要空港と、ダニエル・K・イノウエ国際空港にて、ソフトドリンクサービスや新聞・雑誌の閲覧などのサービスを無料で受けることができ、出発前のひと時をゆっくり過ごすことができます。
さらにReluxでは、Reluxが提供する最低価格保証の宿泊プランより、さらに5%割引(宿泊料が60,000円以下の場合は一律3,000円)の優待価格で利用することができるため、非常にお得です。
この2点だけでも家族カードを利用する意味は十分あります。
もし、ほとんど飛行機に乗ることがないとか、ホテル・旅館などに泊まることも少ないという場合でも、家族カードで普通に買い物をするだけでも、200円につき2ポイントが貯まりますし、本カードだけでなく家族カードでも買い物をすることによって、年間利用ボーナスの基準金額をよりクリアしやすくなるメリットもあります。
最大、年間200万円を超えて利用することで、年間利用ボーナスポイントを4000ポイントをもらうことができます。
au WALLET ゴールドカードの家族カード概要
au WALLET ゴールドカードとau WALLET クレジットカードそれぞれ、どちらでも同じように家族カードを申込みすることができます。
両者における家族カードの差分は、年会費についてのみで、それ以外の内容については全く同じように利用することができます。
家族カードの年会費
au WALLET クレジットカードの家族カード:無料。ただし、本会員のau WALLET クレジットカードに年会費が発生する場合、家族カード1枚につき年会費400円(税別)がかかり、本会員負担となる。
au WALLET ゴールドカードの家族カード:1枚目無料、2枚目以降は2,000円(税別)/ 枚
それぞれ家族カードは最大9枚まで申し込みすることができますが、事実上そこまで利用するケースはごくごく稀ではないかと思われます。
au WALLET クレジットカードの場合の「本会員のau WALLET クレジットカードに年会費が発生する場合」とは、au携帯電話(スマホ・タブレット・ケータイ・Wi-Fiルーターなど)、auひかり、auひかり ちゅらのいずれかを契約を解約・一時休止・譲渡などした場合、となります。その場合、年会費1,250円(税別)がかかります。同時に家族カードにも上記の年会費が発生しますので、au WALLET クレジットカード利用中のauの解約には気を付けた方がいいでしょう。
au WALLET ゴールドカードについては、いずれにしても家族カード1枚目無料なので、主に夫婦の場合の配偶者向け家族カードをメインとして申し込みする形になるのではないかと思われます。
3枚目以降、つまり子の分になると思われますが、1枚あたり2000円の年会費がかかることを考えると、ここでの申し込みはよくよく慎重になる必要がありそうです。
家族カード入会条件
・ au携帯電話(スマホ・タブレット・ケータイ・Wi-Fiルーターなど)auひかり、auひかり ちゅらのいずれかを個人契約の人
・満18歳以上(高校生除く)
家族カードの入会条件としては、auの契約を持つ高校生を除いた18歳以上の人、ということになり、一見、条件としては緩やかに見えます。
他のクレジットカードのように、「生計を同一とする家族」などの条件も存在しないため、子が家を出ていたり既に働いていて生計が別の場合でも極端な話家族カードを作ることもできます。まぁその場合は子は子で別にカードを作るケースが大半だとは思いますが。
ただ、上記条件にある通り、auの携帯またはauひかりの契約がある、ということが条件なので、例えば夫名義でauスマホを二台契約しており、妻が利用しているスマホも夫名義、という場合には家族カードを作ることができません。
この場合、妻が利用している回線の契約を、夫名義から妻名義に変更すれば、家族カードを作ることが可能となります。
家族カードの申し込み方法
au WALLET クレジットカード/au WALLET ゴールドカードの家族カードは、auショップまたはWEBサイトより申し込みすることができます。
既にau WALLET クレジットカード/au WALLET ゴールドカードいずれかを所有している場合には、「会員さま専用サイト」から追加で家族カードを申し込みすることができ、新規カード発行の申し込みと同時に家族カードを申し込むこともできます。
ただし、新規カード発行と同時の家族カードの申し込みの場合には、1枚のみ申し込みが可能で、2枚目以降の家族カードについては後日「会員さま専用サイト」からの申し込みとなります。
審査結果の確認方法
家族カードの入会審査の結果については、登録したEメールアドレス宛に「審査終了のお知らせ」が送られてきます。
その上で、審査結果照会画面にて審査状況や結果を確認することができます。
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家族カードの利用可能枠
au WALLET ゴールドカード/au WALLET クレジットカードの家族カード利用可能枠は、本会員の利用枠の範囲内で本会員および家族会員が利用可能となります。
つまり、本会員の利用枠が100万円なら、本会員と家族会員の利用枠合わせて100万円、という形です。
利用枠については審査の状況によって変わってきますが、上限を上げてもらうよう申請をすることもできます。
家族カードの引落日・支払い方法
家族カードのクレジットカードとしての利用代金に関しては、メインカードであるau WALLET ゴールドカード/au WALLET クレジットカードに合算して請求されるため、家族カード単独で支払いが発生するようなことはありません。
カードの利用代金は毎月15日締切、翌月10日(金融機関休業日の場合は翌営業日)にご指定の口座から自動引落としとなります。
つまり、auの利用料金をau WALLET ゴールドカード払いにしている場合には、1月の利用分が月末に確定し、翌月2月15日にau WALLET ゴールドカードが締め切られ、翌3月10日に1月利用分が引き落としされる形となります。
家族カードで買い物をした際の支払い方法としては、本カード同様、1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払いから選択することができます。一般的には1回払い(マンスリークリア)やボーナス払いが中心となると思います。
分割払いにすると利息が付きますし、リボ払いでは元本がなかなか減らないリスクがあります。
紛失・盗難時の再発行手数料
もし家族カードを紛失してしまったり盗難に遭ったりして再発行する必要に迫られた場合、再発行手数料は1000円(税別)となります。
ただし、ユーザー側の申し出内容(例えば磁気不良等)によっては無料となる場合があるということです。
au ID
家族カードの場合も、「会員さま専用サイト」へのログインの際に「au ID」を利用します。
「au ID」は、カードお届け時に台紙で確認することができますが、わからなくなった場合にも確認方法はあります。
関連記事:「au IDとパスワードがわからなくなった場合の対処方法」
暗証番号について
クレジットカードを利用する際に、暗証番号を求められることがあります。
その暗証番号は、本人確認をするための大切な番号です。au WALLET ゴールドカード/au WALLET クレジットカードの申し込み時はもちろん、家族カードの申し込み時にもユーザー自身で決める形になります。
万が一これがわからなくなると非常に面倒なので、忘れないようにしっかり覚えておきましょう。
なお、暗証番号を所定回数以上間違えて入力すると、カードが利用できなくなってしまい、コールセンターまで連絡をしてカードの取替えが必要となります。
生計が同一なら家族カードを使わない理由がない
基本的にクレジットカード全般に言えると思うのですが、生計が同一なのであれば、家族カードを使わない理由がありません。
本カードに近い特典を有しながら、年会費も1枚目無料のau WALLET ゴールドカードではなおさらそれが言えます。
デザイン的にも金色に輝くゴールドカードは、一段階上のステータスを提供してくれ、持っているだけでも満足度が違います。
1枚くらいゴールドカードを持ってみたかった、という人も少なくないと思いますので、そんな時にau WALLET ゴールドカードは最適です。
まだ申し込みをしていないのであれば早めに検討してみましょう。