三月は繁忙期で一気に格安スマホの需要が伸びたためか、MVNO各社の在庫のなさに驚いてしまいます。
めぼしい機種が軒並み在庫なし。
これはMVNOとしてもなかなかの機会損失なのではないでしょうか。
しかも一社の話ではなく、多くのMVNOでその傾向がみられました。
新生活が始まるこの時期、新しい格安スマホはかなりの需要があるはずです。にもかかわらず、そもそも在庫がないのでは買いたくても買えません。
ではユーザーとしてはどうすればいいのか。amazonやネットオークションを探すしかありません。
つまり逆に言えば、今、ネットオークションへの出品は、確実に有利といえるかもしれません。確認していきます。
大手キャリアで在庫がないケース
au、ドコモ、ソフトバンクなどの大手キャリアで在庫がない、というケースは、最近iPhone以外ではあまり聞かなくなったような気もします。
というよりも、人気機種がiPhone以外それほど多くなく、需要と供給のバランスがとれてきた、ということかもしれません。
もともとあまり製造されていない機種が突発的に売れたりすると、在庫不足に陥ることはあるでしょうが、そういうケースが最近はほとんどないように思います。
ある程度、販売台数予測に基づいてスマホ自体製造されており、その予測が外れることが少なくなったのかもしれませんね。
過去にはチップセット不足で在庫供給できないとか、人気がありすぎて手に入りにくいということもありましたが、最近の大手キャリアの動向としては、在庫に関する過去の失敗が大きく生かされているような気がします。
iPhoneに関しては、在庫の問題は大手キャリアにもどうしようもない部分もあると思われるため、今まで通りのスタンスですね。Appleになんとかしてもらうしかありません。
格安スマホは何故在庫がないのか
一方で最近の格安スマホブームを受けて、格安スマホの在庫が枯渇する事態が非常に多く発生しています。
格安スマホの場合、どれだけの数が出るのか予測が難しい部分は確かにあると思います。
たとえば2016年秋口にスタートしたLINEモバイルに関しては「前年」がないので、とにかく予測に基づいて在庫を調整していくしかありませんし、すでに何年も実績のあるMVNOであっても最近の契約数の伸びが予測を完全に上回ってしまっているということも考えられます。
それらの要因が完全に格安スマホにおける在庫不足に直結しているのではないかと思われますが、ないものを購入することはできませんので、ユーザー側としては別の方法を考えざるを得ません。
在庫が入荷するまで待てるならば話は別ですが、急ぎの場合は特にです。
ネットオークションという選択肢
そこで、ほかの方法を模索した場合、どうしても該当機種が欲しければ、ほかに探す場所はいくつかしかありません。
まずはリアル店舗。家電量販店等になりましが、デメリットとしては希望のMVNOを取り扱いしていない可能性があります。
次に、amazon。機種によっては在庫があることもあります。
そして最後にネットオークションです。慣れている人は最初にこの方法を選択する人もいるでしょう。そういう意味で、この時期確実に需要はあるものと思われます。
つまりです。逆転の発想で、探す側でなく提供する側に回るのであれば、今はチャンスかもしれません。
今、もし手元に利用していないスマートフォンやiPhoneがあるのであれば、ネットオークションに出品してしまうのも一つの方法です。
価格帯は調査していませんが、極端に相場に合わない金額を設定していない限り、売れ残るということはあまりないのではないでしょうか。機種によっては相場の価格よりも高くさばける可能性もあります。必要に迫られている人もいるはずだからです。
そういう意味で、ドコモやauなどで機種変更を実施して空き端末ができた、という人は、そのまま下取りに出すのではなくて、持ち帰ってオークションでさばくのも一つの方法といえます。
機種によっては、かなり高い金額で落札されることもあるため、その落札金額で新しい格安スマホが一台購入できる可能性もあります。もちろん欲しい格安スマホの在庫がない可能性を考えて、機種を選ばない場合や時期がある程度ずれても問題ない場合となりますが。
格安スマホでオークション利用なら落札よりも出品
ということで、格安スマホ関連でネットオークションを利用するのであれば、落札よりも出品する場合の方が、特に今の時期はメリットが大きいともいえるわけです。
急ぎで購入したいのに在庫がないという場合にネットオークションで落札するのももちろんありですが、もともとが格安で販売されている格安スマホですし、よほど安くならなければ時期を待って新品を購入する方向で調整するのもありかもしれません。
相場次第ではありますが、逆に需要が多いことにより、オークションでの購入は思ったより安くならない可能性もありますので、実際の販売価格とどれくらいの差額があるのか、手元にある旧機種がどれくらいの価格でさばけるのかによって検討してみるといいかもしれません。
特に機種にこだわりがなく、とにかく安く抑えたいという場合には、UQモバイルの「LG X screen」などは端末購入アシスト適用で実質0円購入が可能で、かつ在庫もあります。(4/3現在)
もう一機種、実質0円になる「P9 lite PREMIUM」は在庫がないため、急ぎの場合にはLG X screenを早めに手に入れましょう。