※端末購入アシストは2017年6月7日で新規受付を終了しています。以降は「割賦契約」、「UQ購入サポート」に変更となります。なお、すでに適用されている端末購入サポートは、そのまま継続されます。
UQモバイルが提供する格安スマホ購入システムに、「端末購入アシスト」と「マンスリー割」という仕組みがあります。
この仕組みがあることで、UQモバイルで格安スマホを購入する際に、実質の負担をできる限り減らして購入することができるようになるのです。
大手キャリアの販売方法として、ここ数年メジャーとなっている割賦販売方式に慣れていると、イマイチ理解しにくい内容かもしれませんが、わかってしまえば簡単なことです。
割賦を組まずに実質割賦を組んだのと同じような状態にしてくれるのです。
「端末購入アシスト」と「マンスリー割」について、具体的な内容を解説していきます。
端末購入アシストで「端末代金をアシスト」してもらう
UQモバイルの端末購入アシストでは、まず格安スマホを購入する際の端末代金をすべて、UQモバイルがアシストする形をとります。
これにより、実際発生する格安スマホの端末代金を割り引いて購入することができるようになり、基本的にはUQモバイルのオンラインショップで購入すれば、端末代金は驚きの100円となります。これはどの機種を選択しても同じです。
ただし注意点として、端末価格をほぼアシストしてくれた代わりに、端末購入アシスト加算料が二年間、かかります。
例えばiPhone 5sであれば月々1800円の二年間です。
つまりこれが、実際の端末代金と考えればいいでしょう。もちろん端末代金は割引されているので、店頭では100円しかかかりません。ただしその割引を適用させる条件が、1800円の端末購入アシスト加算料を二年間払うこと、なのです。
そう考えると、auやドコモで割賦を組んでいるのと、事実上内容はなんら変わりません。
ただ、割賦を組むということは当然「割賦販売法」が絡んできますし、オンラインでの手続きを中心としているUQモバイルとしては手続き上なかなか難しくなってきてしまうため、割賦を組まずに割賦と同じような内容で購入してもらえる、新しい仕組み「端末購入アシスト」を考え出したわけです。
関連記事:「割賦が通らない場合のUQモバイルを活用したスマホ購入方法」
UQモバイルのマンスリー割とは
そしてこの仕組みにはもう一つ、続きがあります。
auやドコモの割賦販売の仕組みを思い出してみましょう。
上記の例で、iPhone 5s購入時に割賦を組んだとします。しかし、そのまま月々1800円を二年間支払い続けた場合、合計43200円が負担としてかかってしまうことになります。
これを回避するための方法として提供されているのが、auの毎月割、ドコモの月々サポートです。
端末代金は月に1800円×24回かかりはしますが、それと同等の金額は月々の基本料金から割り引くのです。
以前のケースでは、基本料金から月々、1800円×24回割り引く、というパターンが多かったわけです。
今はなくなりましたが、これがいわゆる、実質0円です。
総務省によって現在はその表記は見られなくなりましたが、限りなく実質0円に近くなる割引は現在も継続中です。
この仕組みと同じ形を目指したのが、UQモバイルのマンスリー割です。
iPhone 5sのケースでいえば、月1800円×24回の端末購入アシスト加算料を、全額割り引く形でマンスリー割が1800円×24回かかるのです。
これにより、毎月の利用料金は端末購入代金も含んで最低イチキュッパ(1980円)として購入、利用が可能となるのです。
端末購入アシストとマンスリー割の料金は様々
では、具体的に端末購入アシスト加算料とマンスリー割は、どれくらいの金額がかかってくるのでしょうか。
実は端末購入アシスト加算料とマンスリー割は、機種によってかなり様々なパターンがあります。
端末購入アシスト加算料については、500円から最大2100円まで幅があり、マンスリー割もそれに合わせて機種ごとに設定されています。
ちなみにマンスリー割は、端末購入アシストを利用していなくても適用しますので、端末代金を一括購入した場合には、単純に毎月の基本料金からマンスリー割分が割り引かれる形となります。
条件として、おしゃべりプランかぴったりプランを利用した場合のみとなっているため、それ以外の料金プランを選択した場合には、マンスリー割は適用しませんので注意が必要です。
端末購入アシストには注意点がある
端末購入アシストには一つ、注意点があります。
それは、端末購入アシスト加算料がかかってくる二年が経過する前に、端末購入アシスト料金契約を解除したり、解約をしたりした場合、利用月数に応じた端末購入アシスト解除料(最大50400円)が発生するというものです。
この辺りも、ドコモやauの仕組みとほぼ同じなので、なんとなく意味はわかるのではないかと思います。
最大限の割引を受けるためには、基本的に二年利用することが大前提、ということですね。