2017年もいよいよ人気の富士通・arrows最新機種が登場しています。
昨年のarrows M03に続いて登場したのが、arrows M04です。
NTTドコモより発売されている、arrows Beという夏モデル新機種がありますが、この機種とほぼ同等スペックとなっています。
元々は、SIMフリーのスマートフォンとして富士通より発売されたarrows M02がSIMフリー端末には珍しい防水機能を有していたということもあり大きな人気を集めたのですが、それ以来毎年、SIMフリースマートフォンの売れ筋として人気を集めています。
中国・台湾製のスマートフォンが多い中での純国産のスマートフォンということもあり、できる限り海外製は避けたいというユーザーの心にも響いているものと思われます。
arrows M04は、UQモバイルからも発売されるのでしょうか。確認していこうと思います。
目次
arrows M04の詳細スペック
富士通の新機種SIMフリースマートフォン・arrows M04のスペックをまとめてみます。
価格 | 32800円(税別) |
カラー | ブラック・ホワイト |
OS | Android7.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 MSM8916 クアッドコア 1.2GHz |
通信速度 | 下り(受信時)最大150Mbps(LTE) 上り(送信時)最大50Mbps(LTE) |
ROM/RAM | 16GB/2GB |
メインカメラ/インカメラ | 1310万画素/500万画素 |
バッテリー容量 | 2580mAh |
サイズ | 長さ144mm×幅71mm×厚み8mm |
質量 | 約148g |
ディスプレイ | 約5.0インチ HD IPS液晶(720×1280) |
付加機能 | GPS/おサイフケータイ/ワンセグ/VoLTE/防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) 耐衝撃/Bluetooth 4.1/microSDスロット |
SIMサイズ | nano SIM |
全体的に、突出した部分はありません。
これはSIMフリー版arrowsの伝統的な特徴でもあり、arrows M02の頃から比較してもカタログスペック上は劇的に変わった、という点はあまりありません。
細かい修正や調整が新機種になるたびに行われており、かつOSのバージョンが新しくなったりはしているものの、驚くほど変わった、というところを期待してはいけないようです。
mineo・LINEモバイル・楽天モバイルなど主要MVNOで発売開始
arrows M04は、mineo(マイネオ)やLINEモバイルや楽天モバイルなど主要MVNOにて発売を開始されていますが、販売価格は各社さまざまで若干の違いがあります。
価格を比較した上でセット購入をすることもできますし、端末価格には目をつぶって気になる格安SIMを選択することもできます。
いずれにしても、mineo、LINEモバイル、楽天モバイルは人気の格安SIMなので、どれを選んでも満足できるとは思われますが、その三社であればau系格安SIMの取り扱いがあるのはmineoのみとなっていますので注意しましょう。
au系格安SIMの代表的存在として、UQモバイルからのarrows M04の発売が待たれるところです。
UQモバイルからarrows M04は発売されるのか
7月下旬時点でUQモバイルからarrows M04の発売はアナウンスされていませんが、過去の実績から考えて、やがて取り扱いは開始される可能性が高いとは思われます。
au系でイチキュッパのUQモバイルが気になっているということであれば、もう少し待ってみてもいいかもしれません。
ライバル会社であるワイモバイルの例を見ると、両社ともにiPhone SEの取り扱いがある特徴的な格安SIMブランドなのですが、Androidスマートフォンに対する姿勢は大きく異なります。
ワイモバイルが主に、Android OneやNexusなどGoogleブランドのAndroidスマホを中心にラインナップしているのに対して、UQモバイルは幅広いメーカーのAndroidスマホを取り扱いしており、人気の中国・台湾・韓国などアジア系メーカーのHUAWEIやZTE、ASUS、LG、そして日本からも京セラやSHARP、そして富士通のarrowsまで販売されています。
この結果をみても、arrows M04がワイモバイルで出ないことはあり得ると思われますが、UQモバイルから出ないということはほぼ考えにくいと言えそうです。
arrows M04を買うべきか
では、arrows M04は買う価値があるのでしょうか。買うべきなのでしょうか。
この判断は完全に、何を目的としているかによって変わります。
とにかくコストを重視し、できる限り安くしたい、ということであれば、別の格安スマホを選択する方法もあります。
arrows M04は、格安スマホの中では中位程度の価格帯で、高くはありませんが、安くもありません。
ではどういうケースならarrows M04を選択するべきなのかというと、arrows M04が必要になるケースとしては、防水の格安スマホがほしい、というケースです。
そして次に、おサイフケータイ機能付きスマホがほしい、というケースです。
この2点は、格安スマホの中でも搭載している機種が少なく、arrowsが独自の優位性としてアピールすることができる部分です。
雨と常に付き合っていかなければならない日本で生活する上で、防水機能はかなり重宝しますし、昨今の決済環境の進化によって、おサイフケータイ機能があると何をするにしても非常に便利です。
ASUSやHUAWEIのスマホでは手に入れることができない機能です。
それ以外にも、国産がいいとか、arrowsを以前使ったことがあるとか、理由は様々だと思います。
しっかり検討した上で購入するようにしましょう。
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