恒例となってきていますが、今回もXperiaの最新機種は海外にて、今回はドイツのベルリンで開催されたIFA2018にて一足先に発表されました。
Xperia XZ2の後継機種となる、Xperia XZ3です。
そして10月11日、auからも正式にXperia XZ3 SOV39が発表され、11月9日に発売開始されました。
夏のXperia XZ2は大きく変えたデザインはじめ、決して好評を得た、という印象ではありませんでしたが、Xperia XZ3においてはそのデザインを継承しつつさらに洗練して魅力あるものに進化させてきています。
注目の最新Xperiaについて、基本となるスペックなどとともに検証してみました。
Xperia XZ3のサイズ
Xperia XZ3の最大の特徴は、やはり外観のデザインと、それを可能にした有機ELの採用です。
両サイドのベゼルをなくし、滑らかな曲線にすることで全体の美しさが数段アップしています。
サイズは、前作のXperia XZ2と比較して、幅が1mm、高さが5mmほど大きくなっていますが、厚さが1.2mmほど薄くなっているのとデザインの変化で大きくなった印象は抱かせません。
ちなみにディスプレイサイズは少し大きくなって、6インチになっています。全体として、印象度は非常に上がりました。
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Xperia XZ3のスペック
Xperia XZ3の大まかなスペックを確認しておきます。
RAM/ROM | 4GB/64GB |
CPU | snapdragon845 |
電池 | 3200mAh |
防水防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
カラー | ブラック、フォレストグリーン、ホワイトシルバー |
ディスプレイ | 6.0インチ 18:9 OLED QHD +(2880 x 1440)HDRディスプレイ |
指紋センサー | 背面 |
例によって、もうスペックを観るだけでは、なんとも評価ができない感じですね。どの機種も、ハイスペックモデルはそんなに変わりませんからね。
Xperia XZ3のカメラ
Xperiaのカメラが最新の技術によって高い機能を有しているのは既に言うまでもないところですが、実際に利用する多くのカメラに対して専門知識を持たないユーザーにとって、どんな口先の技術や最新の機能よりも大事なのは、「どんな機種よりも美しく撮影できるのか」という一点に尽きると思います。
つまり、最高の結果さえ出ればとにかく何も文句はないのです。
イメージセンサーExmor RS、Gレンズ、画像処理エンジンBIONZは健在で、最高の写真を作り上げてくれます。
あとは実際に自分で撮影してみて確認するしかありません。
ちなみに、Xperia XZ3のカメラ性能は、Xperia XZ2とスペック面では同等です。写真の出来栄えも、非常に美しく撮影できますが、同じような性能を持つiPhone XSやGalaxy S9などと比較すると、やはりまだ細かい点は追いつけていない印象です。
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Xperiaに求められているもの
ディスプレイの美しさが増し表現度がさらに多彩になったとか、バッテリー容量や長時間持続するバッテリーと高速プロセッサで快適動作だとか、もちろんそうした点も非常に大事だとは思うのですが、今Xperiaに求められているのはマニア受けする突出した細かいスペックではなく、「美しく持ちやすいデザイン」と、「他のどの機種にも負けないカメラ」ではないでしょうか。
そんな単純な部分で、Xperiaがずば抜けて「欲しい!」と思わせてくれる魅力にあふれていることを期待したいところです。
また、今はそうした点に加えて、より売れるスマートフォンの大きな特徴としてはやはり「安さ」がますます重要になってきています。
それはドコモにおいて「docomo with」が成功していることからも明らかです。
Xperia XZ3はスペックも高く「安さ」はアピールポイントにできないからこそ、安さに勝る絶対的な価値がやはりほしいわけです。
そう考えていく中で、Xperia XZ3におけるアピールポイントとして考えられるのは、やはりiPhone XSを超える美しさを誇る、有機ELディスプレイです。
デザイン・カラーに加えて美しいディスプレイを重視したい人は、Xperia XZ3を是非選ぶべきです。
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auの2018年冬モデルとして登場!!
iPhone XRが10月21日に発売される兼ね合いから、発売日は10月下旬または11月かなと予想されていましたが、無事11月9日に発売されました。
非常に人気が高く、特にボルドーレッドとフォレストグリーンの在庫が少なめです。
早めに手に入れましょう!